野上工務店

木と自然素材で
新築と補修とリフォーム
職人がつくる、木と自然素材の家。
野上工務店の仕事と職人 3 / 使用する建材
 
 
 
 
 
 
 

有害建材を極力使わない。それが方針です。

私たちの建てた家が住む人の健康を損なわないよう、有害な建材を極力使わずに建てることを 方針にしています。 使用する場合は、強度やコスト面でどうしても必要な部分だけに限定し、影響を最小限に抑えます。 竣工後ご希望があれば、保健所にホルムアルデヒド測定を依頼して、お客さまご自身で数値をご確認いただきます。

■合板/F☆☆☆☆を使用
コンクリートの型枠など、施工時にだけ使用するもの以外は、
もっとも安全性の高い規格品を使用します。
ホルマリンの少ない「F☆☆☆☆」
ホルマリンの少ない「F☆☆☆☆」
■接着剤/基本的にノンホルマリン接着剤
屋外部分など住人に影響の少ない場所を除いて、基本的にノンホルマリン接着剤を使用。壁紙など使用面積の多い部分は当然F☆☆☆☆です。 F☆☆☆☆
F☆☆☆☆
■フローリング/無垢材またはF☆☆☆☆レベル集成材
安全規格はありませんが、
最高レベルの健康素材を使用します。
無垢材または「F☆☆☆☆」レベル材
無垢材または「F☆☆☆☆」レベル材
■床(フローリング以外)/カーペット(毛100%)、リノリウム
人体に害のない素材を使用しています。 天然リノリウムの床
天然リノリウムの床
■床(洗面所)/竹フローリング
合板&CFシートが一般 的ですが、はがれやすいなどの難点もあるので、
耐水性・耐久性に優れた竹の集成材を使用。洋風のデザインにもよく合
います。
撥水性の高い竹のフローリング材
撥水性の高い竹のフローリング材
■壁紙(クロス)/布クロス、紙
ビニールクロスは安い、拭きやすいなどのメリットもありますが、通気性がなく結露の原因となり、また廃棄焼却時に発生するダイオキシンも問題なのでご要望がない限り使用しません。布か紙(洋紙・和紙)素材です。紙の場合は「無機質壁紙」を使用。耐久性はビニールクロスと変わりません。 布クロス
布クロス
■畳(たたみ)/1.健康ひば畳、または、2.スタイロ畳

1.健康ひば畳
防虫効果の高いことで知られる「ひば」の木の成分を使った畳です。畳芯に圧縮ひばシートを使用、ひばエキスで防虫処理しています。化学薬品は使用していません。

2.スタイロ畳
芯材にスタイロフォームを使用、優れた断熱性・保温性・防湿性を発揮し、畳床からのダニ等の発生を防ぎます。軽量で大掃除等の移動も簡単です。

防虫効果も高い「健康ひば畳」
防虫効果も高い「健康ひば畳」
■防虫剤/なるべく不使用。予防に力点
通 常、臭いの強い「クレオソート」を使用しますが、なるべく使用しないで済むように、土台部分に防虫効果の高い「ひば」材を用いたり、床下をコンクリートにしてシロアリの原因となる湿気を防ぐなど、立地環境に応じた施工で予防します。 シロアリ除けの調湿処理した土台
シロアリ除けの調湿処理した土台
■建具/無垢材、F☆☆☆☆レベル材を使用
建具(戸、障子、襖)は基本的に無垢材、
または「 F☆☆☆☆」レベル材を使用します。
通気孔をとった無垢材使用の襖
通気孔をとった無垢材使用の襖
■塗料・ワックス/自然塗料・自然水性ワックス
外観など人体への影響の少ない場所を除いて、
基本的に天然原材料の保護剤を使用します。
有機溶剤不使用のワックス
有機溶剤不使用のワックス
■基礎/ベタ基礎(基礎と一体)
基礎と床下を鉄筋コンクリートで一体成型。「布基礎」よりも強度があるのが特長です。通 気がよくシロアリの原因となる湿気を防ぎます。 調湿塗装中のベタ基礎部分
調湿塗装中のベタ基礎部分
■床下調湿/珪藻床下調湿材・木炭塗料
シロアリ、ダニ、カビ発生の原因となる結露を防ぐため、立地に応じて床下などに湿気を吸収する調湿材を使います。当社では天然珪藻土を原料とした床下調湿材を使用。ここまで施工する工務店はあまりないと思います。(オプション) 木炭塗料で調湿処理した床下
木炭塗料で調湿処理した床下
■押入調湿/備長炭シート・木炭塗料
湿気のこもりやすい押入内の壁の裏側に調湿性のある備長炭シートや塗料を使用します。「見えないところは適当に」という施主さんも多いのですが、カビ・ダニ予防におすすめしています。 押入の施工に備長炭シートを使用
押入の施工に備長炭シートを使用
■和室の壁/しっくい・珪藻土
天然原材料の壁材を使用します。
手間はかかりますが素晴らしい風合がでます。
珪藻漆喰による仕上げ
珪藻漆喰による仕上げ
■窓/2重ペアガラス(寝室)
結露を防ぐ2重ガラスの窓。人いきれで結露しやすい寝室やダイニング、北側の部屋の窓にお勧めしています。全室に付けることを勧める業者もいますが、1年に数回しか結露しない部屋にまでは不要だと思います。大きさ、数などで料金は変わります。(オプション)  
■外壁/サイディング、塗装、タイル
木造の場合 「サイディング材」仕上げを基本にしています。パネル状の壁材で耐火構造になっています。 ※ご希望に応じて「モルタル」(セメント+砂による外壁&吹付け仕上げ。耐火構造にするには厚みが必要)、「タイル貼り」(タイルを一枚一枚貼る方法。耐火性は高い)もできます。

鉄骨の場合 ALC吹付け、または、タイル貼り仕上げです
サイディング材による外壁
サイディング材による外壁
■断熱
木造の場合 高い断熱効果を得るため「外壁→空気層→断熱材」という構造にします。間に空気層をいれない「外壁→断熱材」という施工も見かけますが、これでは不十分です。

鉄骨の場合 コストはかかりますが「外断熱」方式をおすすめします。熱効率がよく外壁と内壁の間の結露がありません。欧米ではこの方法が一般 的です。日本で一般的な「内断熱」にされる場合は通気のよい構造にし、クロスは布に。木を内壁材につかうなどして結露を防ぎます。
空気層をとった断熱材配置
空気層をとった断熱材配置
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